仮面フィアンセ〜憧れの外交官からの執着愛に今にも陥落しそうです
「そこの角を曲がった先にある高層マンションに住んでる」
修吾によると、妻とふたり暮らしだという。毎朝ウォーキングをしており、たまに会うときがあるらしい。
「早速、婚約者っぽいところを見せられてよかったです」
手も繋いでいたし、ばっちりだろう。
「だね」
修吾が手をぎゅっと握る。
「ただ、もう少しべったりしてアピールしたほうがいいかな」
「べったり、ですか?」
「こんなふうに」
そう言って修吾はいきなり詩史を抱き寄せた。
「ひゃっ」
弾みで帽子がはらりと落ちる。左半身が密着し、彼の体の逞しい感触に詩史の鼓動が跳ねた。
修吾によると、妻とふたり暮らしだという。毎朝ウォーキングをしており、たまに会うときがあるらしい。
「早速、婚約者っぽいところを見せられてよかったです」
手も繋いでいたし、ばっちりだろう。
「だね」
修吾が手をぎゅっと握る。
「ただ、もう少しべったりしてアピールしたほうがいいかな」
「べったり、ですか?」
「こんなふうに」
そう言って修吾はいきなり詩史を抱き寄せた。
「ひゃっ」
弾みで帽子がはらりと落ちる。左半身が密着し、彼の体の逞しい感触に詩史の鼓動が跳ねた。