仮面フィアンセ〜憧れの外交官からの執着愛に今にも陥落しそうです
婚約者としてあたり前の接し方。ここはそういう雰囲気を見せる場だとわかっていても戸惑わずにいられない。
「こっちを見て」
唇が触れ合いそうなほど顔を近づけ、修吾が囁いた。息がかかる距離に、誌史の心臓は暴れだし、喉が鳴る。
「……修吾さん?」
声が震える。
修吾は微笑を崩さぬまま、耳元へ唇を寄せた。
「急にいなくなるな。心配するだろう。俺のそばを離れないで」
耳に触れるか触れないかの距離で低い声が囁くたび、くすぐったい熱が体を走り抜ける。
(ど、どうしよう……こんな修吾さん、見たことない。なにかあったのかな……)
これまで以上の密な触れ合いが、誌史の鼓動のスピードを速めていく。大人の余裕と独占欲が入り混じった態度に、誌史の胸は押しつぶされそうなほど高鳴っていた。
「こっちを見て」
唇が触れ合いそうなほど顔を近づけ、修吾が囁いた。息がかかる距離に、誌史の心臓は暴れだし、喉が鳴る。
「……修吾さん?」
声が震える。
修吾は微笑を崩さぬまま、耳元へ唇を寄せた。
「急にいなくなるな。心配するだろう。俺のそばを離れないで」
耳に触れるか触れないかの距離で低い声が囁くたび、くすぐったい熱が体を走り抜ける。
(ど、どうしよう……こんな修吾さん、見たことない。なにかあったのかな……)
これまで以上の密な触れ合いが、誌史の鼓動のスピードを速めていく。大人の余裕と独占欲が入り混じった態度に、誌史の胸は押しつぶされそうなほど高鳴っていた。