仮面フィアンセ〜憧れの外交官からの執着愛に今にも陥落しそうです
「はい、どうぞ」
誌史が小皿にスープをよそって差し出すと、修吾は少し身をかがめて味をたしかめた。
「……うん。優しい味だ。誌史らしい」
「私らしいって?」
「真面目で真っすぐで、ちょっと甘い」
「それは褒めてます?」
「もちろん。ここなんて、最高に甘い」
そう言って修吾は不意打ちでキスをした。
「な、なにするんですか」
「おかえりのキス」
視線が交わる。
誌史は思わず手にしていたおたまを握りしめたまま、目を瞬かせた。
頬に残る感触が熱を帯びていく。
「もう……いきなりキスなんて……」
言葉の途中で顔がみるみる赤く染まっていく。視線を逸らしたくても、修吾の笑顔が真っすぐにそこにある。
「そんなに照れることか?」
誌史が小皿にスープをよそって差し出すと、修吾は少し身をかがめて味をたしかめた。
「……うん。優しい味だ。誌史らしい」
「私らしいって?」
「真面目で真っすぐで、ちょっと甘い」
「それは褒めてます?」
「もちろん。ここなんて、最高に甘い」
そう言って修吾は不意打ちでキスをした。
「な、なにするんですか」
「おかえりのキス」
視線が交わる。
誌史は思わず手にしていたおたまを握りしめたまま、目を瞬かせた。
頬に残る感触が熱を帯びていく。
「もう……いきなりキスなんて……」
言葉の途中で顔がみるみる赤く染まっていく。視線を逸らしたくても、修吾の笑顔が真っすぐにそこにある。
「そんなに照れることか?」