仮面フィアンセ〜憧れの外交官からの執着愛に今にも陥落しそうです
いや、違う。変わったのではない。本来の強さを取り戻したのだ。
修吾は花束を差し出した。
「本当に、よくやったな」
「わぁ、ありがとうございます。とっても綺麗。でも私、主役じゃないのに」
「俺にとっての主役は誌史だ」
誌史が頬を染めてはにかむ。
「でも途中、何度もダメかと思いました」
「いや、どの瞬間も堂々としてた」
「修吾さんがどこかで見てくれてると思ったら、怖くなくなりました」
晴れやかな顔をして笑う彼女に愛しさが込み上げる。
誌史は本当に強くなった。もう誰かに押しつぶされるような存在じゃない。
自分の力で立ち、世界と向き合っている。
「よく頑張ったな」
それだけを言い、修吾はそっと彼女の髪を撫でた。
やわらかい香りが指先をかすめる。
修吾は花束を差し出した。
「本当に、よくやったな」
「わぁ、ありがとうございます。とっても綺麗。でも私、主役じゃないのに」
「俺にとっての主役は誌史だ」
誌史が頬を染めてはにかむ。
「でも途中、何度もダメかと思いました」
「いや、どの瞬間も堂々としてた」
「修吾さんがどこかで見てくれてると思ったら、怖くなくなりました」
晴れやかな顔をして笑う彼女に愛しさが込み上げる。
誌史は本当に強くなった。もう誰かに押しつぶされるような存在じゃない。
自分の力で立ち、世界と向き合っている。
「よく頑張ったな」
それだけを言い、修吾はそっと彼女の髪を撫でた。
やわらかい香りが指先をかすめる。