仮面フィアンセ〜憧れの外交官からの執着愛に今にも陥落しそうです
今日こそはほかの料理にしようと思うのに、十中八九はそれに落ち着く。どうしても外せないくらいに絶品なのだ。
(ほかのも美味しいとは思うんだけどね)
ちなみに里依紗と夏生も、ここへ来ると決まってそれを食べる。
「ところで昨夜は、神谷さんとどこへ行ったの?」
店員に注文を済ませ、向かいに座る里依紗が話を切りだす。
今朝、出勤したときから話を聞きたそうにしていたが、打ち合わせが二件入っていたためできなかったのだ。待ちきれないといった様子でテーブルに身を乗り出した。
「ホテルのイタリアンレストランです」
「ホテル⁉ まさか部屋に連れ込まれたりしてないだろうな」
隣に座る夏生が眉間に皺を寄せて詩史の顔を覗き込んだ。
「神谷さんはそんなことはしません」
と言いつつ、別れ際にされたキスを思い出し、顔がカーッと火照る。
(ほかのも美味しいとは思うんだけどね)
ちなみに里依紗と夏生も、ここへ来ると決まってそれを食べる。
「ところで昨夜は、神谷さんとどこへ行ったの?」
店員に注文を済ませ、向かいに座る里依紗が話を切りだす。
今朝、出勤したときから話を聞きたそうにしていたが、打ち合わせが二件入っていたためできなかったのだ。待ちきれないといった様子でテーブルに身を乗り出した。
「ホテルのイタリアンレストランです」
「ホテル⁉ まさか部屋に連れ込まれたりしてないだろうな」
隣に座る夏生が眉間に皺を寄せて詩史の顔を覗き込んだ。
「神谷さんはそんなことはしません」
と言いつつ、別れ際にされたキスを思い出し、顔がカーッと火照る。