つまずいた先、運命の人【マンガシナリオ】
9.胸の高鳴り
○Bar・翌週の金曜日夜19時頃
唯モノ『今日はバーに制服を返しにきた。香織は朝からテンションが高く、勝負服を着て来たようだ』
香織「旭さん、私のために美味しいカクテル作ってください♡」
旭「今日は飲みすぎないようにね」※天使の微笑み
香織「私のこと覚えててくれたんですか!嬉し〜!」
香織は旭さんの悩殺スマイルに撃ち抜かれドロドロに溶けている。
旭「唯ちゃん、足の具合はどう?」
香織は置いといて唯に話しかける旭。
唯「お陰様で・・・あの、制服ありがとうございました」
紙袋に入れて持ってきた制服を旭に手渡す。
旭「わざわざクリーニングに出してくれたんだ、ありがとうね。足も大事なくて良かったよ。まぁ色々したのは湊だから俺は場所と物提供しただけだけどね」
唯「私を助けてくださった男性はお知り合いですか?」
旭(本当に覚えてないんだ・・・)
旭「湊?うん。あいつとは小学生からの付き合いだよ。あんまり他人に興味ない奴なんだけど珍しく気にしてたよ、唯ちゃんのこと。変なことされなかった?」※クスクス笑い
唯「いえ、そんな!本当にお世話になって・・・お礼、伝えておいていただけませんか?」
唯(気にしてた・・・?)
旭「よくここに飲みに来るから直接伝えてあげてよ」
唯「わ、わかりました・・・」※困惑した顔
香織「私も旭さんと喋りたい」
ヌッと横から顔をだす香織。
旭「あはは!香織ちゃんは素直な子だよね」
香織「そこが私の魅力です♡」※ウインクに投げキス
時々旭に相手をしてもらいながら楽しく飲んでいると、旭が唯に問いかけた。
旭「唯ちゃんは恋人とかいるの?」
唯「いないです・・・」
香織「私もいません!」
香織が元気に挙手する。
旭「香織ちゃんの元彼は結構奔放な人だったみたいだね、二人はどんな人がタイプ?」
香織「私は断然顔が良い人!」※ドヤ顔
旭「あははは、予想通りだったなぁ・・・唯ちゃんは?」
唯「私は・・・」
脳裏に湊の笑顔が浮かぶ。
唯(いやいやいやっ!ない!違う!)
頭を振って無かったことにする。
旭「唯ちゃん?」
様子がおかしい唯を不思議そうに見る旭。
唯「優しい人、ですかね・・・」
なんとなく旭と目を合わせられなくて俯く唯。
旭(お?これは・・・)※期待が膨らむ顔
旭「二人とも良い出会いがあるといいね」
香織「私はもう出会えました♡」
旭に熱い視線を向ける香織と笑って上手にあしらう旭。
その横で唯は高鳴る心臓に首を傾げていた。
○唯の家・次の日昼頃
唯『もうすぐインターンの面接だ・・・今日は休みだからしっかり面接練習しよう!』
面接練習する描写。
唯「ふぅ〜・・・とりあえず形にはなってるはず。一応企業ホームページも確認しとこうかな・・・」
パソコンで面接を受けるデザイン会社Astra Link Design(アストラリンクデザイン)のホームページを検索する。
しっかり読み込み、取締役社長のコメントのページで手が止まる。
コメント『私たちは、単に美しいだけのデザインではなく、使う人・届ける相手の気持ちに寄り添う「想いのある創造」を目指しています。”デザインの力は、人の心を動かし、未来を形づくる”この信念を誠実に丁寧に形にしていきます。』
唯モノ『この言葉に胸打たれこの会社で働きたいと思った・・・』
唯(何回読んでも素敵な言葉だなぁ・・・ん?)
いつもこのコメントで終わっていたが、スクロールすると続きがあることに気がつく。
唯「えっ!?」
唯モノ『今日はバーに制服を返しにきた。香織は朝からテンションが高く、勝負服を着て来たようだ』
香織「旭さん、私のために美味しいカクテル作ってください♡」
旭「今日は飲みすぎないようにね」※天使の微笑み
香織「私のこと覚えててくれたんですか!嬉し〜!」
香織は旭さんの悩殺スマイルに撃ち抜かれドロドロに溶けている。
旭「唯ちゃん、足の具合はどう?」
香織は置いといて唯に話しかける旭。
唯「お陰様で・・・あの、制服ありがとうございました」
紙袋に入れて持ってきた制服を旭に手渡す。
旭「わざわざクリーニングに出してくれたんだ、ありがとうね。足も大事なくて良かったよ。まぁ色々したのは湊だから俺は場所と物提供しただけだけどね」
唯「私を助けてくださった男性はお知り合いですか?」
旭(本当に覚えてないんだ・・・)
旭「湊?うん。あいつとは小学生からの付き合いだよ。あんまり他人に興味ない奴なんだけど珍しく気にしてたよ、唯ちゃんのこと。変なことされなかった?」※クスクス笑い
唯「いえ、そんな!本当にお世話になって・・・お礼、伝えておいていただけませんか?」
唯(気にしてた・・・?)
旭「よくここに飲みに来るから直接伝えてあげてよ」
唯「わ、わかりました・・・」※困惑した顔
香織「私も旭さんと喋りたい」
ヌッと横から顔をだす香織。
旭「あはは!香織ちゃんは素直な子だよね」
香織「そこが私の魅力です♡」※ウインクに投げキス
時々旭に相手をしてもらいながら楽しく飲んでいると、旭が唯に問いかけた。
旭「唯ちゃんは恋人とかいるの?」
唯「いないです・・・」
香織「私もいません!」
香織が元気に挙手する。
旭「香織ちゃんの元彼は結構奔放な人だったみたいだね、二人はどんな人がタイプ?」
香織「私は断然顔が良い人!」※ドヤ顔
旭「あははは、予想通りだったなぁ・・・唯ちゃんは?」
唯「私は・・・」
脳裏に湊の笑顔が浮かぶ。
唯(いやいやいやっ!ない!違う!)
頭を振って無かったことにする。
旭「唯ちゃん?」
様子がおかしい唯を不思議そうに見る旭。
唯「優しい人、ですかね・・・」
なんとなく旭と目を合わせられなくて俯く唯。
旭(お?これは・・・)※期待が膨らむ顔
旭「二人とも良い出会いがあるといいね」
香織「私はもう出会えました♡」
旭に熱い視線を向ける香織と笑って上手にあしらう旭。
その横で唯は高鳴る心臓に首を傾げていた。
○唯の家・次の日昼頃
唯『もうすぐインターンの面接だ・・・今日は休みだからしっかり面接練習しよう!』
面接練習する描写。
唯「ふぅ〜・・・とりあえず形にはなってるはず。一応企業ホームページも確認しとこうかな・・・」
パソコンで面接を受けるデザイン会社Astra Link Design(アストラリンクデザイン)のホームページを検索する。
しっかり読み込み、取締役社長のコメントのページで手が止まる。
コメント『私たちは、単に美しいだけのデザインではなく、使う人・届ける相手の気持ちに寄り添う「想いのある創造」を目指しています。”デザインの力は、人の心を動かし、未来を形づくる”この信念を誠実に丁寧に形にしていきます。』
唯モノ『この言葉に胸打たれこの会社で働きたいと思った・・・』
唯(何回読んでも素敵な言葉だなぁ・・・ん?)
いつもこのコメントで終わっていたが、スクロールすると続きがあることに気がつく。
唯「えっ!?」