御曹司の深い愛が双子ママの心を甘く溶かす
目を覚ますとリビングの方から「ごちそうさました」と充輝と晴輝の元気な声が聞こえた。
ゆっくりと起き上がる。少し眠ったおかげで体はだいぶすっきりした。
立ち上がると、寝室を出て隣のリビングへ移動する。充輝と晴輝、それから洸星さんがテーブルを囲んでいた。
「あ、ママだ」
私に気づいた充輝が笑顔で駆け寄ってくる。
「おさらみて! ぜんぶたべたよ」
嬉しそうに報告してきた充輝のお皿は確かになにも残っていない。
「すごいね、みっくん。お皿ぴかぴかだ」
充輝の頭を優しく撫でる。すると今度は晴輝が駆け寄ってきた。
「ママ。ぼくもおやさいたべたよ」
晴輝のお皿もきれいに全部なくなっている。
「はるくん、お野菜食べられたんだね。すごい」
たくさん褒めて、晴輝の頭もくしゃくしゃと撫でた。
私の心配をよそにふたりともいつもよりもしっかりと夜ご飯を食べられたようだ。
「有紗。もう大丈夫か?」
洸星さんもそばに来て、私の顔を覗き込む。
「はい。少し寝たらだいぶすっきりしました」
「そうか。よかった」
そう答えた彼のワイシャツの胸のあたりにシミができていることに気づいた。
「洸星さん、ワイシャツが汚れています」
「ん?」
彼が自身のワイシャツに視線を落とす。