御曹司の深い愛が双子ママの心を甘く溶かす
「片付けは私がやるので良かったら洸星さんも夕食を食べてください。今用意しますね」
きっと充輝と晴輝の夕食の準備と、食べさせることに集中していたら自分の分を食べる時間がなかったのだろう。
キッチンに向かおうとすると、手首をきゅっと掴まれた。
「俺のは必要ない。有紗もまだ食べていないだろ」
「私はあとでいいので洸星さんだけでも食べてください」
「それなら俺も有紗と一緒で構わない。話したいこともあるし、迷惑でなければもう少しだけ残ってもいいか」
「そんな迷惑だなんて」
その逆で彼がいてくれてとても助かった。
彼の話とは私が答えを保留にしている復縁に関することだろうか。
「このあとふたりをお風呂に入れて寝かしつけて、話はそのあとでいいですか」
「もちろん。なにか俺にできることはあるか?」
「いえ、もう充分いろいろと手伝ってもらったので。ふたりが騒がしくしてしまうかもしれませんが、ゆっくり休んでいてください」
これ以上洸星さんに手伝ってもらうわけにはいかない。
「充輝、晴輝。お風呂に入ろうか」
夕食の片付けは後回しにして、ふたりをお風呂に入れてしまおう。