御曹司の深い愛が双子ママの心を甘く溶かす
そのあとはすぐに公園を離れ、スーパーに寄って帰宅する。
お昼ご飯にチャーハンを作り、食べ終えたあとは充輝と晴輝はお昼寝の時間だ。
その間に夜ご飯の支度を少し進める。
食材を包丁で切りながら、ふと美貴さんのことを思い出した。
さっきまで充輝と晴輝が騒がしくしていたし、お昼ご飯の準備なとでバタバタしていたから考える余裕がなかったけれど、ひとりでキッチンに立っていると嫌でも美貴さんに言われた言葉を思い出す。
私といると洸星さんに迷惑をかけてしまう。
やはり復縁はしない方がいいのかもしれない。プロポーズは断ろう。
充輝と晴輝に洸星さんが父親だと伝える前でよかった。今ならまだ彼と再会する前に戻れる。
頭ではそう決意したものの、心がズキズキと痛む。
ちょうどこれから洸星さんが来る。そのときにプロポーズは断って、別れを告げよう。
そして、もう会わない方がいい。
そう思ったとき、充輝と晴輝の顔が思い浮かんだ。
父親だとは伝えていないけれど、ふたりとも洸星さんにすっかり懐いている。もう会えないと言ったらどう思うだろう。