御曹司の深い愛が双子ママの心を甘く溶かす

 新居は洸星さんがあらかじめ決めていてくれたマンションで、私も気に入れば購入するらしい。

 てっきり洸星さんが今暮らしているマンションで私たちも一緒に生活するのだと思っていたが、あまり家族向けではないとの理由から新しいマンションを購入するに至ったそうだ。 

 それからしばらく進むと、立派な外観の低層マンションが見えてきた。

 マンションの前にはスーツを着た男性が私たちの到着を待っている。どうやら不動産屋のようだ。

 彼の案内でマンションに足を踏み入れた。

 この物件は地下一階地上四階らしく、新居になる部屋は最上階の4LDK。 

 明るい日差しが差し込む広々としたリビングに開放感のあるアイランドキッチン。他にも三つ部屋があり、広いバルコニーもついている。

 生活するにはとても良さそうな物件だし、この家で家族四人で暮らすイメージもできる。

 なにより洸星さんが選んだのだから間違いはないはず。

 私がこのマンションを気に入ると、洸星さんは購入を即決した。申込みをして、その他の手続きは後日洸星さんが済ませるそうだ。

 新居が決まったあとは家具や家電などを見に行くことにした。サイズがわからないので購入はまだせず、今日は下見だけにする。


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