御曹司の深い愛が双子ママの心を甘く溶かす
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三月下旬――。
私と充輝と晴輝は都内の新居へ越してきた。
家電や家具は私たちよりも少し早く越してきた洸星さんによってすでに設置されている。
リビングの隣の洋室は子ども部屋になっていて、洸星さんがふたりのためにと滑り台、ジャングルジム、ブランコがひとつになった大型遊具を購入してくれた。
ふたりはさっそく大はしゃぎで遊んでいる。
引っ越してくる前は私の両親や妹と離れてしまうことや保育園を退園して友達とお別れすることが寂しいと言っていたので不安ではあったけれど、ひとまず新居は気に入ったらしい。
四月からは新しい幼稚園に入園することが決まっているけれど、ふたり一緒なら大丈夫だと思う。
私は仕事を辞めて時間に余裕ができたので、充輝と晴輝が新生活に慣れるまでしっかりとサポートしたい。
「こーせーさんこっちきて」
「あそぼー」
子ども部屋で遊ぶ充輝と晴輝がリビングで私たちの荷物の荷解きを手伝ってくれている洸星さんを手招きして呼んでいる。
手を止めた洸星さんが子ども部屋に向かい、充輝と晴輝と遊び始めた。その様子を私はリビングから見つめる。
充輝と晴輝に洸星さんと暮らすことになったと伝えたとき、ふたりはとても嬉しそうにしていた。