御曹司の深い愛が双子ママの心を甘く溶かす
ぽかんと口を開けているふたりの頭を洸星さんが優しく撫でる。
「洸星さんの名前にも充輝と晴輝と同じ光という漢字が入ってるんだよ」
そう言うとふたりは同じタイミングで洸星さんを見上げた。
気付いてもらえただろうか。
充輝の視線が私に戻る。
「……パパ?」
自信がなさそうに小声の充輝に私はにこりと微笑む。
その反応で自分の閃きが合っていると気付いたのか充輝の目が輝く。
「パパだ!」
充輝が大きな声で叫んだ。
晴輝も気付いたようで私をじっと見つめる。
「こーせーさんがパパ?」
「そうだよ」
私は深く頷いた。
晴輝がにっこりと笑い、私の手を離すとくるんと背中を向け「パパ」と洸星さんに抱きついた。充輝もそれに続き、洸星さんがふたりをしっかりと抱きとめる。
「充輝。晴輝」
ふたりの名前を噛みしめるように呼んだ洸星さんの腕にぎゅっと力がこもった。