御曹司の深い愛が双子ママの心を甘く溶かす

 広々とした部屋には私が寝ていたソファをはじめ、たくさんの本が並ぶ大きな書棚、その横には観葉植物が置かれている。

 それから、六人は余裕で座れそうな大きなテーブルに壁掛けの大型テレビ。奥にはアイランドキッチンがある。 

 どのインテリアも落ち着いた色合いで統一され、まるで高級リゾートホテルのような部屋だ。

 カーテンのかかっていない大きな窓からは東京タワーを中心に都心の光り輝くように美しい夜景が見えた。


「俺の家だ」


 きょろきょろと室内を見回す私に気が付いたのか三澄社長が教えてくれた。


「きみがバーで酔い潰れて寝てしまったからとりあえず俺の家に連れてきた」

「あっ」


 そういえば、そうだったかもしれない。

 普段は飲まないような強いお酒を飲み続けているうちにふわふわとしてきて、そのあとの記憶がない。どうやら寝てしまったらしい。


「すみませんでした」


 ソファの下に敷いてあるふかふかのラグの上で正座になり、床に手をつくと深く頭を下げた。

 私はなんてことをしてしまったのだろう。酔い潰れて寝てしまい三澄社長に迷惑をかけてしまうなんて。


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