御曹司の深い愛が双子ママの心を甘く溶かす
私の頬を包む大きな手が後頭部にまわり、そっと引き寄せられる。
三澄社長の顔が近づいてきて、私はそっと目を閉じた。次の瞬間、唇に柔らかなものが触れる。
ほんの一瞬だった。
薄く目を開くと、鼻と鼻が触れ合いそうなほど近くに三澄社長の顔がある。
「もっときみに触れてもいいか」
掠れた声で囁かれ、一気に体に熱が籠もる。鼻先が触れそうな距離で見つめられ、恥ずかしさから私は目を伏せた。そして、小さな声で「はい」と答える。
ここで抗うことはもう無理だった。
拒むよりも堕ちてしまいたい。私の心と体は三澄社長を求めている。
少しだけ顔を上げて彼の顔を見つめる。唇を寄せられて目を閉じると、今度は先ほどよりも長いキスをされた。
何度も角度を変えながら、次第に口づけが激しく深くなる。
「ん……っ!?」
息を吸おうと開いた口から三澄社長の舌が唇を割って侵入してきた。
舌や歯、口蓋など口内を舐められるたび、ぞくぞくと痺れが駆け上がる感覚に襲われる。
くちゅ、という水音が室内に響く。長くて激しいキスに酸素がうまく取り込めず頭がぼーっとしてきた。
「場所を変えよう」
三澄社長はそう言うと、私を横抱きにしてリビングを出る。