御曹司の深い愛が双子ママの心を甘く溶かす
自然公園には一時間ほどで到着した。
さすが天気にも恵まれた休日だけあって大型駐車場はすでに満車に近い。
なんとか車を停められた私たちは駐車場から少し歩いた先にある入園ゲートへ向かう。その途中で晴輝がトイレに行きたいと言い出した。
ふたりはまだトイレトレーニング中で、外出先では失敗してもいいようにおむつを履かせている。だからトイレに行かなくてもいいのだが、自分から行きたいと言った晴輝の気持ちを大事にしたい。
もう少し我慢できるそうなので、トイレのある入園ゲートまで急ぐ。
到着すると充輝と晴輝の手を握った。晴輝だけでいいのだが、充輝も連れていく。
「洸星さん。トイレに行ってきてもいいですか」
「ああ。ひとりで大丈夫か?」
「はい」
外出先では普段から私ひとりでふたりをトイレに連れていっている。だから助けは借りなくても大丈夫だ。
洸星さんには待っていてもらうことにして、私は充輝と晴輝を連れてトイレに走った。
無事に間に合ってトイレを済ますと、洸星さんの待つ入園ゲートへ向かう。
「すみません、お待たせしました」
「間に合ったか?」
「はい」
晴輝はおむつを濡らすことなくできたが、充輝は濡れてしまっていた。充輝のおむつを変えていたら遅くなってしまった。