エリート弁護士は秘密の双子ごと、妻を寵愛する
今日は私が一緒だったから無事に子ども達を送り届けることができたけれど、大門寺さんだけだったら双子を預かってはもらえなかった。
「涼花はともかく……。僕が1人で迎えに行ったら、司には泣かれそうだな……」
「司に父親だと認めてもらえない時間がこれだけ長いと……。やはり、傷つきますよね……」
「いや。当初に比べれば、だいぶよくなった。この程度で根を上げるわけにはいかないさ」
これからは彼が子ども達の父親として、送り迎えができるようになったと喜ぶ暇などない。
司は未だに、大門寺さんへ懐く様子を見せないからだ。
早く心を開いてくれるといいんだけど……。
無理強いをするわけにもいかず、ただ見守るしかできぬ苦しさばかりが募る。
「僕は澄花と子ども達を、愛しているからな……」
「大門寺さん……」
「涼花はともかく……。僕が1人で迎えに行ったら、司には泣かれそうだな……」
「司に父親だと認めてもらえない時間がこれだけ長いと……。やはり、傷つきますよね……」
「いや。当初に比べれば、だいぶよくなった。この程度で根を上げるわけにはいかないさ」
これからは彼が子ども達の父親として、送り迎えができるようになったと喜ぶ暇などない。
司は未だに、大門寺さんへ懐く様子を見せないからだ。
早く心を開いてくれるといいんだけど……。
無理強いをするわけにもいかず、ただ見守るしかできぬ苦しさばかりが募る。
「僕は澄花と子ども達を、愛しているからな……」
「大門寺さん……」