エリート弁護士は秘密の双子ごと、妻を寵愛する
「一体、なんのようだ」
「その子らは、大門寺の血を引くのだろう? 息子のほうは、跡取りとして育てる」
「保護者の同意を得ていない状況で司を連れ去るのであれば、刑法第224条、未成年略取及び誘拐に該当する。3か月以上、7年以下の懲役に処されたいのか?」
「貴様だって、身内から犯罪者を出したくないだろう。告訴など、するはずが……」
「子ども達のためなら、僕はなんだってする」
純司さんの宣言を受けた子ども達は、キラキラと瞳を輝かせて感想を口にする。
「パパ、かっこいい……!」
「うん……」
「ね? まことくんにお願いしなくて、よかったでしょ?」
「ぼくも、パパみたいになりたい……!」
結婚前はあれほど純司さんが父親になるのは嫌だと駄々を捏ねていた司も、淀みなく罪状を口にする姿を目にして考えを改めたらしい。
本来であれば喜ばしいことだが、子ども達が無理やり連れ去られる危険性は残っている。
私は警戒心を解くことなく、説明を求める視線をこちらに向ける保育士さんに頭を下げた。
「その子らは、大門寺の血を引くのだろう? 息子のほうは、跡取りとして育てる」
「保護者の同意を得ていない状況で司を連れ去るのであれば、刑法第224条、未成年略取及び誘拐に該当する。3か月以上、7年以下の懲役に処されたいのか?」
「貴様だって、身内から犯罪者を出したくないだろう。告訴など、するはずが……」
「子ども達のためなら、僕はなんだってする」
純司さんの宣言を受けた子ども達は、キラキラと瞳を輝かせて感想を口にする。
「パパ、かっこいい……!」
「うん……」
「ね? まことくんにお願いしなくて、よかったでしょ?」
「ぼくも、パパみたいになりたい……!」
結婚前はあれほど純司さんが父親になるのは嫌だと駄々を捏ねていた司も、淀みなく罪状を口にする姿を目にして考えを改めたらしい。
本来であれば喜ばしいことだが、子ども達が無理やり連れ去られる危険性は残っている。
私は警戒心を解くことなく、説明を求める視線をこちらに向ける保育士さんに頭を下げた。