エリート弁護士は秘密の双子ごと、妻を寵愛する
腰元に警棒をぶら下げた息子は、緊張の面持ちで結婚式場を目指して歩き出した。
「あ! つかさ~!」
タキシードに身を包んだ見知らぬ少年と腕を組むのは、ウエディングドレス姿の涼花だった。
名前を呼ばれた司は、控えめにひらひらと妹に手を振ってから仕事に戻った。
私達は肉眼で子ども達の勇姿を焼きつけながら、持参していたカメラで撮影を行う。
「私よりも先に涼花がウエディングドレスを着るなんて、思いもしませんでした……」
「羨ましいか」
「いえ。私は、いいんです。似合いませんから……」
こうして娘が私の代わりに純白を纏っている姿を見られただけで、充分だ。
素直な気持ちを打ち明けて目を伏せると、純司さんはこちらが想像もしていなかった言葉を口にする。
「あ! つかさ~!」
タキシードに身を包んだ見知らぬ少年と腕を組むのは、ウエディングドレス姿の涼花だった。
名前を呼ばれた司は、控えめにひらひらと妹に手を振ってから仕事に戻った。
私達は肉眼で子ども達の勇姿を焼きつけながら、持参していたカメラで撮影を行う。
「私よりも先に涼花がウエディングドレスを着るなんて、思いもしませんでした……」
「羨ましいか」
「いえ。私は、いいんです。似合いませんから……」
こうして娘が私の代わりに純白を纏っている姿を見られただけで、充分だ。
素直な気持ちを打ち明けて目を伏せると、純司さんはこちらが想像もしていなかった言葉を口にする。