すべてを失ったはずが、一途なパイロットに秘密のベビーごと底なしの愛で囲い込まれました
翌日になり、午後の手の空いたタイミング叔母に彼と話しことを打ち明けた。
「よかったじゃない……って、言っていいのよね?」
プロポーズをされたと聞いて、叔母は目を輝かしながら両手を胸もとで組んだ。
「でも、光太があの人の子だってまだ伝えられていなくて」
「とにかく、まずはお義兄さんと悠里ちゃんの疑惑を晴らすことが先よ。私もずっと気にはしていたんだけど、海外からではなにもできないから」
疑惑に関して私がなにも言わないから、叔母も話せずにいたのかもしれない。
「それに、柴崎さんの言う通りよ。冤罪とはいえ、疑われたままでは光太君にもよくないわ」
彼に指摘されるまでそこに気づけないでいたことが情けない。
「相談なんだけど……」
なかなか切りだしづらくて、口をもごもごさせてしまう。
なにかを察したのか、叔母はにっこりとほほ笑んだ。
「日本に行きたいってことかしら?」
私がまごついている間にズバリ言い当てられて、気まずくなってうなずく。
「そりゃそうよね。当事者であるあなたが不在の状態では、わからないことも多いでしょうし。それに、悠里ちゃんだって、自分の手で疑惑を晴らしたいんじゃない?」
「それは、うん。思い返すと、悔しくて」
「だったら、遠慮はいらないわ」
叔母はどこまでも私に優しく、いつだって本音に気づいてしまう。
「彼と、一緒になってもいいのよ。ふたりがいないと寂しいし、仕事も悠里ちゃんのおかげでずいぶん助かっているから、本当は手放したくないんだけどね。でもそれ以上に、私もセルジオもあなたたち親子の幸せを願っているの」
「叔母さん……」
じわりと涙が滲む。
「よかったじゃない……って、言っていいのよね?」
プロポーズをされたと聞いて、叔母は目を輝かしながら両手を胸もとで組んだ。
「でも、光太があの人の子だってまだ伝えられていなくて」
「とにかく、まずはお義兄さんと悠里ちゃんの疑惑を晴らすことが先よ。私もずっと気にはしていたんだけど、海外からではなにもできないから」
疑惑に関して私がなにも言わないから、叔母も話せずにいたのかもしれない。
「それに、柴崎さんの言う通りよ。冤罪とはいえ、疑われたままでは光太君にもよくないわ」
彼に指摘されるまでそこに気づけないでいたことが情けない。
「相談なんだけど……」
なかなか切りだしづらくて、口をもごもごさせてしまう。
なにかを察したのか、叔母はにっこりとほほ笑んだ。
「日本に行きたいってことかしら?」
私がまごついている間にズバリ言い当てられて、気まずくなってうなずく。
「そりゃそうよね。当事者であるあなたが不在の状態では、わからないことも多いでしょうし。それに、悠里ちゃんだって、自分の手で疑惑を晴らしたいんじゃない?」
「それは、うん。思い返すと、悔しくて」
「だったら、遠慮はいらないわ」
叔母はどこまでも私に優しく、いつだって本音に気づいてしまう。
「彼と、一緒になってもいいのよ。ふたりがいないと寂しいし、仕事も悠里ちゃんのおかげでずいぶん助かっているから、本当は手放したくないんだけどね。でもそれ以上に、私もセルジオもあなたたち親子の幸せを願っているの」
「叔母さん……」
じわりと涙が滲む。