すべてを失ったはずが、一途なパイロットに秘密のベビーごと底なしの愛で囲い込まれました
それからも柴崎さんは頻繁に連絡をくれて、毎日欠かさずプレゼントを贈ってきた。
彼もなかなか多忙なようだけど、短時間でもわざわざ足を運んで会いに来てくれる。
彼が光太を抱いて家まで送ってくれてから四日後。午後から時間があると言う彼に合わせて、この日は休みを取ることにした。
玄関のチャイムが鳴り、光太を抱き上げて向かう。
「悠里。招いてくれて、ありがとう」
「本当なら、どこかで食事をしながらお話しできればよかったけど」
まだ幼い光太もいるから、うちに来てもらった方が私としては助かる。
「いいや。こうして招いてもらえて、うれしいよ。光太君、こんにちは」
「ん、ん」
柴崎さんが顔を覗き込むと、人懐っこい光太は腕を伸ばして抱っこを強請った。
「ほら、おいで」
抱き上げられた光太が、ご機嫌な顔をする。
「たお!」
「あっ」
光太が〝チャオ〟と挨拶をしたら、次にとる行動は決まっている。
止めようと動いた私より早く、光太が柴崎さんの頬に口づけた。
「おっと」
驚いた顔をした柴崎さんは、それからふわりとほほ笑む。
「ご、ごめんなさい。いつもセルジオにされているから、光太も習慣づいていて」
「かまわないよ。チャオ」
そう言って、彼も同じように返した。
彼もなかなか多忙なようだけど、短時間でもわざわざ足を運んで会いに来てくれる。
彼が光太を抱いて家まで送ってくれてから四日後。午後から時間があると言う彼に合わせて、この日は休みを取ることにした。
玄関のチャイムが鳴り、光太を抱き上げて向かう。
「悠里。招いてくれて、ありがとう」
「本当なら、どこかで食事をしながらお話しできればよかったけど」
まだ幼い光太もいるから、うちに来てもらった方が私としては助かる。
「いいや。こうして招いてもらえて、うれしいよ。光太君、こんにちは」
「ん、ん」
柴崎さんが顔を覗き込むと、人懐っこい光太は腕を伸ばして抱っこを強請った。
「ほら、おいで」
抱き上げられた光太が、ご機嫌な顔をする。
「たお!」
「あっ」
光太が〝チャオ〟と挨拶をしたら、次にとる行動は決まっている。
止めようと動いた私より早く、光太が柴崎さんの頬に口づけた。
「おっと」
驚いた顔をした柴崎さんは、それからふわりとほほ笑む。
「ご、ごめんなさい。いつもセルジオにされているから、光太も習慣づいていて」
「かまわないよ。チャオ」
そう言って、彼も同じように返した。