すべてを失ったはずが、一途なパイロットに秘密のベビーごと底なしの愛で囲い込まれました
 口づけは首筋を辿り、鎖骨の辺りを強く吸われる。
 それから下着を外されて、彼の目の前に胸もとが晒された。
 隠そうとした腕は、やんわりと阻まれる。

「綺麗だ、悠里」

 ふくらみに口づけられ、それから熱い舌が這っていく。そうしながら、もう片方の胸を大きな手が覆った。

「あっ」

 胸の先端を口内に含まれ、思わず声が漏れる。舌で転がされ甘噛みされると、下腹部の疼きが止まらなくなる。思わず両膝をすり合わされると、彼の手が下半身へと延びていった。

 茂みの奥に触れられた途端に、くちゅりと水音が響く。
 途端に羞恥心に襲われて、顔を背けた。

 彼の指が、そっと体内へ侵入する。久しぶりの感覚に体を強張らせたが、痛みはまったくない。それどころかすでに把握されている弱い箇所に触れられて、甘い嬌声が止まらなくなる。

 一本だった指は、いつの間にか三本に増やされていた。彼の愛撫に、下腹部の疼きがさらに大きくなっていく。手足にぐっと力がこもり、瞼をきつく閉じた。

「やぁ……ま、待って……」

 次々に与えられる快感に、息が荒くなる。
 早急に高められてたまらず待ったをかけたが、拓真さんは「大丈夫だから、身を任せて」とさらに私を攻め立てた。

 シーツをぐっと握る。
 閉じた瞼の裏が白く染まり、悲鳴のような嬌声を上げながら脚が宙を蹴った。

 大きな快感が、全身に広がっていく。

 それから急激な疲労感に襲われて、呆然と天井を見つめた。

「かわいい、悠里」

 額に軽く口づけた拓真さんは、体を起こして服を脱いでいく。

 再びベッドに戻ると、私の脚に手をかけた。
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