すべてを失ったはずが、一途なパイロットに秘密のベビーごと底なしの愛で囲い込まれました
「かなり高価なものですけど、私が選んだものばかりでよかったんですか?」
お店を出て、恐る恐る尋ねる。
「悠里さんが俺のために悩んで真剣に選んでくれているのを見ていたら、どちらもほしくなった」
なんだか意味深に聞こえてドキリとする。
「毎日使うものだし、いくらあっても困らないしね」
柴崎さんが茶化すように言うから、思わず私も表情を崩した。
再び車に乗り込み、彼がエンジンをかける。
けれどすぐに動き出す気配はなく、隣に視線を向けた。
「これを悠里さんに」
唐突に差し出されたショッパーには、さっきまで滞在していたお店のロゴが印字されている。荷物は彼が持っていたはずだけど、と後部座席をさっと見ると、これと同じものが置かれていた。
「選んでくれたお礼にね」
「え?」
「受け取って」
促されるまま手にしたものの、意味が分からず彼の顔と手もとの間で視線を往復させた。
「ほら、明けてみてよ」
促されるまま箱を取り出す。開けると、私好みのくすみピンクの布が入っていた。
手に取ったところ、くったりとした柔らかな素材はとにかく触り心地がいい。
お店を出て、恐る恐る尋ねる。
「悠里さんが俺のために悩んで真剣に選んでくれているのを見ていたら、どちらもほしくなった」
なんだか意味深に聞こえてドキリとする。
「毎日使うものだし、いくらあっても困らないしね」
柴崎さんが茶化すように言うから、思わず私も表情を崩した。
再び車に乗り込み、彼がエンジンをかける。
けれどすぐに動き出す気配はなく、隣に視線を向けた。
「これを悠里さんに」
唐突に差し出されたショッパーには、さっきまで滞在していたお店のロゴが印字されている。荷物は彼が持っていたはずだけど、と後部座席をさっと見ると、これと同じものが置かれていた。
「選んでくれたお礼にね」
「え?」
「受け取って」
促されるまま手にしたものの、意味が分からず彼の顔と手もとの間で視線を往復させた。
「ほら、明けてみてよ」
促されるまま箱を取り出す。開けると、私好みのくすみピンクの布が入っていた。
手に取ったところ、くったりとした柔らかな素材はとにかく触り心地がいい。