推し変には、ご注意を。



『LOVEの透くん、眩しすぎない?』



は?

1週間ぶりに出てきた言葉が、これ?

自分の目を疑って、慌てて、アカウント名を見る。
しかし、間違いなく、ねねさんのアカウントだ。

な、何、これ。

意味がわからなかったが、習慣のように、ねねさんのプロフィールへと飛ぶと、そこには信じられない文字があった。



『透くんは私の一番星。』



自分の中の何かが静かに崩れていく。
ゆっくり、ゆっくりと、腐敗して、もう元には戻れない。

ねねさんの一番星は俺でしょ。

仄暗い感情が俺を支配して、どんどん暗闇へと引きずり込んでいく。

透って、誰。
ねぇ、ねねさん。

スマホを見つめたまま、俺はそこから動けなくなった。まるで蔦に囚われたように。




< 28 / 38 >

この作品をシェア

pagetop