魔法界へ戻るには、みんなを助けることが重要です!? 〜困っている男の子を助けたら、イケメン4つ子と同居することになりました(ただし、問題しかありません!)〜


『バッカモーン! 何考えとるんじゃ! お前さんは今、資格を剥奪されるか否かの瀬戸際じゃろうが!』
「すっ……すみませっ……え?」


お師匠、今何と?
剥奪されるか否かの瀬戸際……?
私、正式な魔法使いの資格は剥奪されたんじゃ……?


『まったく……ワシの弟子で初めてじゃ! 資格を取得した数時間後に資格を剥奪される危機に遭遇するのは!』
「ちょっ……ちょっと待ってください、お師匠! 私、資格を剥奪されたって……えぇっ!?」


まだ、頭が追いついていない。


『お前さんみたいなのが今までにいなかったから、調査になったんじゃ。それで、マホが放った魔法が実は人間を守る為に放たれたと分かってこの話は保留になったんじゃ』
「保留……?」
『詳しい話は……あぁ、こちらです』


師匠の言葉に首を傾げていたら、師匠の視線が私から別の方へ移った。
師匠に代わって映像に映った人に、目を丸くした。


「パ……パパっ!?」
『マホ。今は、パパという立場ではない。正式な魔法使いの管理者としてーー【魔王】として話をしに来たんだ』


私のパパは、今の魔法界で1番の実力を持つ人がなれる【魔王】という役職に就いている最強な魔法使い。
資格を得た私にとって、上司という立場。
かなり上の人だけど。


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