結婚当日に夫が愛人を紹介してきたから、ヤケで愛人募集したら王弟殿下が志願してきた件。
3.
学園に入学して一年が経ち、二年次に進級するときにはクラス替えが行われた。もちろんそれは、成績別に分けられたもの。
なんとか成績上位クラスのAクラスになった私は、アーヴィンも同じクラスであった事実にほっと胸をなでおろす。彼が他のクラスになるわけがないと思っていても、やはり掲示板で互いの名前を見つけるまでは不安だった。
ちなみにシオドアは、成績下位クラスのDクラスに名前があった。彼は何かあるたびに「学園の成績だけで、その人物の能力がわかるはずがないだろう」と言っているらしい。シオドアの言うことも一理あるが、それでも彼の学園での態度を見れば、その言葉がただの負け惜しみであると解釈している。
さらにポーレット公爵は学園に対して多額の寄付金を送ったとも聞いている。それはシオドアの成績が、公爵が思っていたよりも悪かったからで、成績に少しイロをつけてほしいからだとか、そんな噂も流れていた。
それでもこの学園の方針は「平等」。多額の寄付金でぐらつくような方針でもなく、寄付はありがたく受け取ったものの、結局シオドアの成績は彼の実力のままだったとか。もちろん寄付金を出した公爵は今さらそれを返せとも言えなかったようで、ただ単に寄付しただけ。
それが本来の寄付なのだから、何も問題はないのだけれど。それに噂は噂で、事実かどうかを突き止めようとする気もないし、単なる噂を他人と話題にするようなこともしなかった。
なんとか成績上位クラスのAクラスになった私は、アーヴィンも同じクラスであった事実にほっと胸をなでおろす。彼が他のクラスになるわけがないと思っていても、やはり掲示板で互いの名前を見つけるまでは不安だった。
ちなみにシオドアは、成績下位クラスのDクラスに名前があった。彼は何かあるたびに「学園の成績だけで、その人物の能力がわかるはずがないだろう」と言っているらしい。シオドアの言うことも一理あるが、それでも彼の学園での態度を見れば、その言葉がただの負け惜しみであると解釈している。
さらにポーレット公爵は学園に対して多額の寄付金を送ったとも聞いている。それはシオドアの成績が、公爵が思っていたよりも悪かったからで、成績に少しイロをつけてほしいからだとか、そんな噂も流れていた。
それでもこの学園の方針は「平等」。多額の寄付金でぐらつくような方針でもなく、寄付はありがたく受け取ったものの、結局シオドアの成績は彼の実力のままだったとか。もちろん寄付金を出した公爵は今さらそれを返せとも言えなかったようで、ただ単に寄付しただけ。
それが本来の寄付なのだから、何も問題はないのだけれど。それに噂は噂で、事実かどうかを突き止めようとする気もないし、単なる噂を他人と話題にするようなこともしなかった。