結婚当日に夫が愛人を紹介してきたから、ヤケで愛人募集したら王弟殿下が志願してきた件。
またアーヴィンから見たイレーヌは誰にでも人当たりがよく、かつ勤勉だった。
「私、入学試験であなたに負けたのが意外と悔しかったみたい」
入学直後の実力試験でイレーヌがトップを取った。しかもアーヴィンがどうしても解けなかった問題も完璧に答えていたのだ。
となれば、アーヴィンにも悔しいという気持ちが生まれ、その悔しさという感情があった自分に驚きつつも、彼女の近くにいればもっとさまざまな感情を味わえるのではないかと、期待してしまった。さらに、イレーヌ自身をもっと知りたいという欲が出てくる。
クラス委員という関係も、イレーヌのそばにいるには絶好の材料でもあった。
その後、二人とも生徒会役員に選ばれればなおのこと、イレーヌと一緒に学園で過ごす時間が増えた。
アーヴィンが学園に通うようになって一年が過ぎたが、そこでの生活は新しい発見の毎日で、充実した時間を送っていた。
ある日、晩餐の席で兄王がいきなり話題を振ってきた。
「テロスの絵画が、三年ぶりに返ってくる。これを機に、国立美術館でテロス展を開催しようとする話があってね。館長が事前に特別枠を用意してくれると言っている。君はどうする?」
参加しろともするなとも言わず、アーヴィンの意見を尊重してくれるのは兄王の美点でもある。
「せっかくだから、見に行きますよ」
「私、入学試験であなたに負けたのが意外と悔しかったみたい」
入学直後の実力試験でイレーヌがトップを取った。しかもアーヴィンがどうしても解けなかった問題も完璧に答えていたのだ。
となれば、アーヴィンにも悔しいという気持ちが生まれ、その悔しさという感情があった自分に驚きつつも、彼女の近くにいればもっとさまざまな感情を味わえるのではないかと、期待してしまった。さらに、イレーヌ自身をもっと知りたいという欲が出てくる。
クラス委員という関係も、イレーヌのそばにいるには絶好の材料でもあった。
その後、二人とも生徒会役員に選ばれればなおのこと、イレーヌと一緒に学園で過ごす時間が増えた。
アーヴィンが学園に通うようになって一年が過ぎたが、そこでの生活は新しい発見の毎日で、充実した時間を送っていた。
ある日、晩餐の席で兄王がいきなり話題を振ってきた。
「テロスの絵画が、三年ぶりに返ってくる。これを機に、国立美術館でテロス展を開催しようとする話があってね。館長が事前に特別枠を用意してくれると言っている。君はどうする?」
参加しろともするなとも言わず、アーヴィンの意見を尊重してくれるのは兄王の美点でもある。
「せっかくだから、見に行きますよ」