結婚当日に夫が愛人を紹介してきたから、ヤケで愛人募集したら王弟殿下が志願してきた件。
「それって、私に利点はありますか? あなたの妻としての責務を押しつけられ、さらに次期公爵の子の教育までやらされ。その間、リンダさんは何をされるのでしょう? 愛人ですから、旦那様に抱かれるのが仕事でしょうか? 片方はあんあん喘いでいるのに、こちらだけ重責を負うのは不公平ではありませんか?」
声に出してしまった瞬間、本音が溢れ出たことに驚いた。こんな屈辱を耐える必要があるのかと、心が叫んでいる。
それでもシオドアは落ち着いた様子で「なるほど」と呟く。
「だったら君も愛人を作るといい。その重責に堪えられなくなったら、愛人に慰めてもらえばいいよ? そうすれば僕たちは公平だろう? そう、平等なんだよ、僕たちは。君が大好きな学園の教えだ」
自分が愛人とよろしくしたいから、私にも愛人を作れと言ってきた。
むしろ逆にこれを好機だと捉えるべきだろう。ポーレット公爵家以外の後ろ盾を見極める絶好の機会だ。
「では、旦那様。私は先に会場に戻りますね。これだけ人が集まっているんですもの。愛人を探すにはもってこいでしょう?」
会場はまだ熱気と祝宴の空気に包まれているだろう。
「そうだね、僕はもう少しリンダと過ごしてから戻るよ。僕のことを聞かれたら適当に誤魔化しておいてくれ」
「はい」
声に出してしまった瞬間、本音が溢れ出たことに驚いた。こんな屈辱を耐える必要があるのかと、心が叫んでいる。
それでもシオドアは落ち着いた様子で「なるほど」と呟く。
「だったら君も愛人を作るといい。その重責に堪えられなくなったら、愛人に慰めてもらえばいいよ? そうすれば僕たちは公平だろう? そう、平等なんだよ、僕たちは。君が大好きな学園の教えだ」
自分が愛人とよろしくしたいから、私にも愛人を作れと言ってきた。
むしろ逆にこれを好機だと捉えるべきだろう。ポーレット公爵家以外の後ろ盾を見極める絶好の機会だ。
「では、旦那様。私は先に会場に戻りますね。これだけ人が集まっているんですもの。愛人を探すにはもってこいでしょう?」
会場はまだ熱気と祝宴の空気に包まれているだろう。
「そうだね、僕はもう少しリンダと過ごしてから戻るよ。僕のことを聞かれたら適当に誤魔化しておいてくれ」
「はい」