御曹司の溺甘庇護欲が最愛妻と双子を取り戻す
鮮やかな何色もの光が鏡や水槽に映り、幻想的に美しい演出がなされていた。
「万華鏡トンネルと言うそうだよ」
「素敵な名前ですね」
光の中をフワフワと漂っているような小さなクラゲたちに魅了されていると、隣からシャッター音がした。
驚いて振り向くと、宏斗が携帯カメラを渚に向けている。
「きれいだな。クラゲじゃなく、渚ちゃんが」
(また冗談を言ってる?)
照れる前にそう思ったけれど、撮った写真を眺めている宏斗はうっとりとした表情だ。
「ほら、きれいだろ?」と画面を向けられた。
光の演出のおかげでたしかに神秘的だが、よく見ればそれはやはり自分の平凡な横顔なので頷けなかった。
「癒し効果が抜群だな。これをホーム画面にしよう」
「ダ、ダメです!」
「どうして?」
「宏斗さんが携帯を使うたびに私が映るなんて……そんなの恥ずかしすぎます」
熱い顔をブンブンと横に振ると、彼がクスッと笑う。
「照れ屋だな。わかったよ。写真フォルダを開いて眺めるだけにする。もう一枚撮ろう。今度はツーショットで」
クラゲの水槽の横で肩に腕を回され、くっつくほどに頬を寄せられた。
「万華鏡トンネルと言うそうだよ」
「素敵な名前ですね」
光の中をフワフワと漂っているような小さなクラゲたちに魅了されていると、隣からシャッター音がした。
驚いて振り向くと、宏斗が携帯カメラを渚に向けている。
「きれいだな。クラゲじゃなく、渚ちゃんが」
(また冗談を言ってる?)
照れる前にそう思ったけれど、撮った写真を眺めている宏斗はうっとりとした表情だ。
「ほら、きれいだろ?」と画面を向けられた。
光の演出のおかげでたしかに神秘的だが、よく見ればそれはやはり自分の平凡な横顔なので頷けなかった。
「癒し効果が抜群だな。これをホーム画面にしよう」
「ダ、ダメです!」
「どうして?」
「宏斗さんが携帯を使うたびに私が映るなんて……そんなの恥ずかしすぎます」
熱い顔をブンブンと横に振ると、彼がクスッと笑う。
「照れ屋だな。わかったよ。写真フォルダを開いて眺めるだけにする。もう一枚撮ろう。今度はツーショットで」
クラゲの水槽の横で肩に腕を回され、くっつくほどに頬を寄せられた。