子供は作らない契約結婚でしたが夫の溺愛が本気すぎます
結婚してから、渉君は毎日のように私を抱いた。

その事実が、今でも少し不思議に感じられる。

同じベッドに入り、裸のまま寄り添い、彼の腕の中で息を整える。

幼馴染だった人と、こんなふうに夜を重ねていることが、夢の続きのようだった。

「未知、綺麗だよ」

そう囁かれ、見つめられるたび、胸の奥が熱くなる。

唇が触れると、キスは思っていたよりもずっと情熱的で、渉君は私を強く抱きしめた。

その身体の温もりと、確かな存在感に、私は身を委ねてしまう。

しなやかな筋肉に包まれながら、この人の傍にいられることを、ただ大切にしたいと思った。

渉君の声が、私の名前を何度も呼ぶ。

そのたびに、胸が満たされていく。

これは契約結婚のはずなのに――私はもう、心まで抱かれているのかもしれなかった。
< 6 / 6 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

マッチングした相手は片想いの社長でした

総文字数/94,306

恋愛(オフィスラブ)295ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
こちらは漫画版もあります。 https://www.amazon.co.jp/dp/B0HHH1DD6S
AI漫画作成日記

総文字数/1,403

その他3ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
小説家として20年弱活動してきた私が、AI漫画作家になった理由

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop