娘のパパと再会したら今度こそ逃げられません
「えー。さっき公美子おばあちゃんからもらったシュークリームを食べたばかりなのに」
杏奈はやれやれとばかりに朱音を見つめた。
朱音は幼稚園に入園してからというもの運動量が増えたせいか、食欲旺盛で元気いっぱい。それこそ蓮斗が言うところの〝わんぱく〟を実践中だ。
「朱音、サンドイッチが食べたい。バナナのサンドイッチ」
「フルーツサンドのこと? じゃあ、途中で買って帰ろうか。コロッケもどう?」
「食べるっ」
「朱音、コロッケも好きだもんね。ママと半分こは?」
「やだ。朱音が全部食べる」
「やっぱりそうだよね」
予想どおりの答えが返ってきて、思わず笑みがこぼれる。
欲しいものを欲しいと、変わらず素直に言える朱音がうらやましい。
とはいえ最近では杏奈も朱音を見習って、欲しいものを手に入れるために素直になるよう心がけている。
杏奈はやれやれとばかりに朱音を見つめた。
朱音は幼稚園に入園してからというもの運動量が増えたせいか、食欲旺盛で元気いっぱい。それこそ蓮斗が言うところの〝わんぱく〟を実践中だ。
「朱音、サンドイッチが食べたい。バナナのサンドイッチ」
「フルーツサンドのこと? じゃあ、途中で買って帰ろうか。コロッケもどう?」
「食べるっ」
「朱音、コロッケも好きだもんね。ママと半分こは?」
「やだ。朱音が全部食べる」
「やっぱりそうだよね」
予想どおりの答えが返ってきて、思わず笑みがこぼれる。
欲しいものを欲しいと、変わらず素直に言える朱音がうらやましい。
とはいえ最近では杏奈も朱音を見習って、欲しいものを手に入れるために素直になるよう心がけている。