ミラージュ・プリンセス♡ 〜私が、王女さまって本当ですか?〜
「……おはようございます」
レオンハルトの後ろの方から、抑揚のない声がした。
銀色の髪をした少年が、顔も上げずに分厚い本を読んでいる。
肌は透き通るように白く、少し長めの前髪の奥から、切れ長の瞳が冷ややかに文字を追っていた。
制服の上から黒いローブを羽織り、どこかミステリアスな空気をまとっている。
あっちが魔法顧問のユーリウスかな。
本の虫。冷血漢。私のことが嫌い……って、嫌いって書いてあるんですけど!?
確かに、目も合わせないし、態度はかなりそっけない。
「もー、ユーリウスってば! いい加減に本を置きなって。ロゼリア様が来たんだよ?」
明るい声が響いて、茶色い髪の少年がぴょんと私の前に飛び出してきた。
くるくるとした癖っ毛に、人懐っこい大きな瞳。腰にはゴーグルのようなものや、ドライバー、謎のねじ巻きなんかがジャラジャラとぶら下がっている。
「やっほー、ロゼリア様! 今日もなんか面白いことない? 僕、新しい爆弾……じゃなかった、花火を作ったんだけど試していい?」
無邪気な笑顔は、まるで大型犬の子犬みたい。
この子が発明家のライトだ。
お調子者。実験マニア。城を壊す常習犯……なるほど、一番話しやすそう。
レオンハルトの後ろの方から、抑揚のない声がした。
銀色の髪をした少年が、顔も上げずに分厚い本を読んでいる。
肌は透き通るように白く、少し長めの前髪の奥から、切れ長の瞳が冷ややかに文字を追っていた。
制服の上から黒いローブを羽織り、どこかミステリアスな空気をまとっている。
あっちが魔法顧問のユーリウスかな。
本の虫。冷血漢。私のことが嫌い……って、嫌いって書いてあるんですけど!?
確かに、目も合わせないし、態度はかなりそっけない。
「もー、ユーリウスってば! いい加減に本を置きなって。ロゼリア様が来たんだよ?」
明るい声が響いて、茶色い髪の少年がぴょんと私の前に飛び出してきた。
くるくるとした癖っ毛に、人懐っこい大きな瞳。腰にはゴーグルのようなものや、ドライバー、謎のねじ巻きなんかがジャラジャラとぶら下がっている。
「やっほー、ロゼリア様! 今日もなんか面白いことない? 僕、新しい爆弾……じゃなかった、花火を作ったんだけど試していい?」
無邪気な笑顔は、まるで大型犬の子犬みたい。
この子が発明家のライトだ。
お調子者。実験マニア。城を壊す常習犯……なるほど、一番話しやすそう。