ミラージュ・プリンセス♡ 〜私が、王女さまって本当ですか?〜
 私は固まった。
 ロゼリア……普段、どんなキャラなの!?
 挨拶もしないで怒鳴り散らして物を投げるって、想像以上の暴君っぷりじゃない?
 しまった。これは初っ端から、ボロが出たかも?
 冷や汗が背中をつたう。
 なんとか誤魔化さなきゃ。

「あ、えっと……今日は、その、天気がいいから! 気分がいいの。うん、そう!」

 慌てて笑顔を作ると、三人はまた顔を見合わせた。
 怪しまれてる……?
 ドキドキしながら反応を待っていると、レオンハルトがふっと表情を和らげた。

「――左様でございますか。ロゼリア様が笑顔でいらっしゃるのは、我々にとっても喜ばしいことです」

 彼は穏やかに優しく微笑んだ。
 その笑顔の破壊力は村人Aには眩しすぎる!

 私は直視できなくて、慌てて視線を泳がせた。
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