魔力0の訳あり王女、最狂につき取り扱い注意
「まぁ……随分とかわいらしいのですねぇ」
「…………」
「ああ、申し訳ございません。心の声が漏れてしまいました」
ヴィクトールはくるりと背を向けた。
横暴かと思いきや紳士的。心を許さないと思いきや、こうして素直に謝罪をする。
真夜中だからかもしれないが、彼の素の部分を見れたことは大きいだろう。
なんともかわいらしい姿にシャルレーヌの心はキュンと締め付けられた。
(リリーとはまた違ったかわいらしさですわね。絶対に懐くはずのない獰猛な獣が近寄ってくる……そんな感覚かしら)
彼が赤面しているとは知らずにシャルレーヌは余韻に浸っていた。
リリーもテネブルもかわいらしいが、ヴィクトールのまた違った一面も当てはまる。
シャルレーヌの好きなものはかわいらしいものだ。
「それだけだ……もう行くぞ」
名残惜しそうなテネブルはシャルレーヌの元をクルクルと回った後、ヴィクトールの影に入り込んでいく。
そのまま早足で去っていくヴィクトールを見送った。
「今度勝手に抜け出したら承知しないからな」
そんな声が遠のいていく。
「…………」
「ああ、申し訳ございません。心の声が漏れてしまいました」
ヴィクトールはくるりと背を向けた。
横暴かと思いきや紳士的。心を許さないと思いきや、こうして素直に謝罪をする。
真夜中だからかもしれないが、彼の素の部分を見れたことは大きいだろう。
なんともかわいらしい姿にシャルレーヌの心はキュンと締め付けられた。
(リリーとはまた違ったかわいらしさですわね。絶対に懐くはずのない獰猛な獣が近寄ってくる……そんな感覚かしら)
彼が赤面しているとは知らずにシャルレーヌは余韻に浸っていた。
リリーもテネブルもかわいらしいが、ヴィクトールのまた違った一面も当てはまる。
シャルレーヌの好きなものはかわいらしいものだ。
「それだけだ……もう行くぞ」
名残惜しそうなテネブルはシャルレーヌの元をクルクルと回った後、ヴィクトールの影に入り込んでいく。
そのまま早足で去っていくヴィクトールを見送った。
「今度勝手に抜け出したら承知しないからな」
そんな声が遠のいていく。