魔力0の訳あり王女、最狂につき取り扱い注意
彼女たちは夜目が効かないのか、一向にシャルレーヌに気がつくことはない。
仕方なくベッドから体を起こして、サイドテーブルに置いてある蝋燭に火をつける。
すると、ぼんやりとシャルレーヌの顔が浮かび上がった。
「皆さま、ごきげんよう」
「きゃああぁ!」
「キャッ!」
「──ッ!」
侍女たちは小さく悲鳴をあげて尻もちをつき、体勢を崩してしまった。
そんなに驚くことがあっただろうかと考えていると、シャルレーヌの後ろにルイが人形のように立っていた。
彼女の眼球がギョロリと侍女たちを睨みつける。
まるで蝋人形のように不気味だ。けれど愛らしいシャルレーヌの眷属だった。
「ルイ、皆さまを驚かせてはだめですわよ?」
「申し訳ございません」
「それで……何かご用かしら?」
シャルレーヌはフッと息を吹きかけて蝋燭の火を消した。
(さぁ……どうするのかしら?)
暗闇の中、ギィと木が軋む音が響く。
どうやらロミが部屋に入ったようだ。
一瞬だけ光が漏れたが、扉がしまったことですぐに暗闇になる。
侍女たちが振り向いても、もうそこにはもう誰もいない。
「……ひぃ!?」
「なっ、なに……!」
暗闇の中、ロミとルイのガラス玉のような瞳が怪しく光っていた。
彼女たちのゴクリとつばを飲み込んだ音が聞こえた。
少しずつ暗闇に目が慣れてきたのか。
侍女の一人がガタガタと震え始め、シャルレーヌの後ろを指さしている。
しかしそこには影しかない。
仕方なくベッドから体を起こして、サイドテーブルに置いてある蝋燭に火をつける。
すると、ぼんやりとシャルレーヌの顔が浮かび上がった。
「皆さま、ごきげんよう」
「きゃああぁ!」
「キャッ!」
「──ッ!」
侍女たちは小さく悲鳴をあげて尻もちをつき、体勢を崩してしまった。
そんなに驚くことがあっただろうかと考えていると、シャルレーヌの後ろにルイが人形のように立っていた。
彼女の眼球がギョロリと侍女たちを睨みつける。
まるで蝋人形のように不気味だ。けれど愛らしいシャルレーヌの眷属だった。
「ルイ、皆さまを驚かせてはだめですわよ?」
「申し訳ございません」
「それで……何かご用かしら?」
シャルレーヌはフッと息を吹きかけて蝋燭の火を消した。
(さぁ……どうするのかしら?)
暗闇の中、ギィと木が軋む音が響く。
どうやらロミが部屋に入ったようだ。
一瞬だけ光が漏れたが、扉がしまったことですぐに暗闇になる。
侍女たちが振り向いても、もうそこにはもう誰もいない。
「……ひぃ!?」
「なっ、なに……!」
暗闇の中、ロミとルイのガラス玉のような瞳が怪しく光っていた。
彼女たちのゴクリとつばを飲み込んだ音が聞こえた。
少しずつ暗闇に目が慣れてきたのか。
侍女の一人がガタガタと震え始め、シャルレーヌの後ろを指さしている。
しかしそこには影しかない。