ヤンデレ彼氏に監禁されて
「だから……。汚されたくないんですよ。せっかくの二人だけの空間に、他人(よごれ)なんかいらない。

……確実なら、構いませんよ。バレる危険が絶対になくて、この部屋を絶対に汚さないのなら」


よくここまで言葉が紡げるものだと、他人ごとのように思った


正常(わたし)じゃない、こんなの


狂っている
おおよそ、道徳を持つ人間とは思えないし、理解する人も少ないが


「絶対に、か……。確かに無理そうだな」


同種である彼は、感慨深く私の言葉(いじょう)を聞き入れた


「バレないように、って言っても。世の中、危険はつきものか……。

部屋を汚すのも嫌だし、人のって、かなり『残る』んだよね。絶対とは保証出来ない。


人を殺すのは簡単だけど、後始末は生半可じゃないから」


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