恋愛上等!~不良な彼氏~
何がムードだよ!何に対してのムードだし。
っーか、あんな短時間でよくこの衣装用意できたな。
私はてっきり、元々用意されたものかと思ってた。
「俺はキューピッドだから!」
完璧いかれたな、律の頭。
ご愁傷様〜。
私は律に手を合わせた後、奏斗に体を向けた。
腕を組み、仁王立ちして奏斗を下から見上げた。
約束は約束だし。ちゃんと守んないとな。
「んで?何を聞けばいいんだ?」
「んー」
奏斗は顎に手を当て、斜め上を見ながら考えている。
「由奈、俺らは向こうに行くよ」
「うん!」
奏斗が考えている間に、律は由奈の手を握ると私にウインクをした。
「あとでね、小夏ちゃん」
由奈はニコッと笑い私に手を振ると、律に引っ張られ舞台裏から出て行った。
.