感方恋薬-かんぽうこいやく-
明日、ざっくりと五寸釘を刺しておかないと、どんな噂話が飛び交うか分かったもんじゃぁ無い。


そうだ、取りあえずメール入れておこう。


そしてあたしは、何時もと何等変わりなく平静を装って何時も通りの対応をしてれば良い。


うん、そうだ。そうしよう。


日頃鍛えた演技力が物を言う筈だ。


イベント以外顔を出さないと言う幽霊部員では有るが文芸部(何の関係が…)この程度、朝飯前じゃ無いか。
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