准教授 高野先生のこと

靴下にトランクス、それにヨレっとしたシャツに緩んだネクタイ。

なんともしどけないというか、あられもないというか、間の抜けた……。

失礼ながら、思わずぷぷぷと笑ってしまう。

「なんか、コントみたいかも……」

「うぅ、辱められた」

寛行さんはわざとらしく、やんっと言って顔をそむけた。

「自分で着替えないからですよ」

奇妙な具合に、私はなんだか勝ち誇った気持ちになっていた。

ところが――

「あんなにいい子だったのに」

「え?」

「いつからそんな悪い子になったの?」

「やっ……ちょっと………!」

ひょいと軽く手を引かれ、よろめくように倒れこむ。

そして――

「そんな子は、お仕置きです」

あっという間に仰向けにされ、いとも簡単に組み敷かれてしまった。



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