焦れ恋オフィス
しばらくの間ぼんやりしていると、吐き気も治まってきた。

食べ物の匂いにこんなに敏感になるとはおもわなかった。

妊娠の事、今日だけは母さんと央雅には隠しておきたい…。

軽く溜息をついて、立ち上がる。

その時、店の入口が開く音がして視線を向けると…。

「…え?…夏基…」

店に入ってきたのは夏基。
私に気付いて驚いている。

< 110 / 312 >

この作品をシェア

pagetop