焦れ恋オフィス



初めて足を踏み入れた社長室は、想像していたよりも明るくて、20階にあるせいか周囲の景色を邪魔する建物も少ない。

応接セットに座る高橋専務は、仕草で向かいのソファに座るよう俺に伝える。

何故か、警戒する気持ちよりも安堵感の方が大きくて、妙に穏やかだ…。


「で…。単刀直入に聞くが、芽依のお腹の子の父親は…戸部くんか?」
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