嘘と嘘で始まる
ーーーーー……
ーーーー……

「コーヒーでいいよね」

「ん」

…とりあえず気持ちを落ち着けて、リビングのソファに座る。微妙な距離で右と左に離れて座る。
慎也は、すぐ近くに座りたいみたいだけど、私の視線がそれを拒んでいて、苦笑いしながら、ソファの端に座っている。

温かいコーヒーを飲みながら時計に目をやると、午前二時を回った所。
明日から三連休だからどんなに遅くなっても大丈夫だけど…私の良心は、慎也の彼女への罪悪感でつぶされてしまいそう。

それでも落ち着いてる慎也の気持ちがわからなくて、どう話をしていいのかわからない。
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