嘘と嘘で始まる
ーーーーー
ーーー………
ー……
「奏介さんは、この部屋に俺を連れてきてさっきの指輪を見せてくれたんだ。実菜から別れたいって言われたけど、半年間誰ともつきあわずにやり直せるか考えて欲しいって言ったって」
ベッドに並んで腰掛けて、ぼそぼそと話す慎也。私の肩を抱き寄せたまま。私も慎也の背中に腕を回してかなりの密着状態。
言葉の合間にどちらからともなく唇を重ねてなかなか話が進まない。
「半年たって、やり直すなら、あの指輪をはめて会いに行くって約束したんだろ?」
「うん…。でも、やり直すつもりは最初からなかったから」
「なんで?俺の事が好きだったから?」
……なんて自信だ…。
その通りだけど。
「奏介さんは俺を見て、実菜の気持ちに気付いたらしいから、かなり態度に出てたんじゃない?『他に好きな男がいる』って」
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「奏介さんは、この部屋に俺を連れてきてさっきの指輪を見せてくれたんだ。実菜から別れたいって言われたけど、半年間誰ともつきあわずにやり直せるか考えて欲しいって言ったって」
ベッドに並んで腰掛けて、ぼそぼそと話す慎也。私の肩を抱き寄せたまま。私も慎也の背中に腕を回してかなりの密着状態。
言葉の合間にどちらからともなく唇を重ねてなかなか話が進まない。
「半年たって、やり直すなら、あの指輪をはめて会いに行くって約束したんだろ?」
「うん…。でも、やり直すつもりは最初からなかったから」
「なんで?俺の事が好きだったから?」
……なんて自信だ…。
その通りだけど。
「奏介さんは俺を見て、実菜の気持ちに気付いたらしいから、かなり態度に出てたんじゃない?『他に好きな男がいる』って」