クリ-ミ-ココア
私が教室に戻るとカナちゃんがすぐに近づいて来る。


「大丈夫!?セリ探したんだけど見つからなくて…」


「大丈夫だよ?」



泣きそうになるのを唇噛んで堪える。


カナちゃんが泣きそうな顔しているから心配掛けたくない。



「その格好…やられたの?」



私の延びたセーターを見て余計に眉を下げるカナちゃん。



「へーきへーき」



慌ててセーターを直した。
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