トラックで輝く君を
「謙遜しなくてもいいのに。」



「いえいえ。私なんかとても。」





いずみちゃんは、かなり礼儀正しい子。私のことも智美のことも敬称をつけて呼んでくれる。

呼び捨てでいいよ、と言ったんだけど、呼びやすいからいい、と断られてしまった。





「ねぇ、いつか遊ぼう!
暇ならいつでもメールしてくれてかまわないし!」



「もちろんですよ。
蜜菜さんと智美さん、あと沙耶さんでしたっけ?みんなで遊びたいですね。」



「いい!東海なら近いし。」



「ね、そら。そらも来るよね?」



「もちろんだよ!」





同室の私たちは、とても仲良くなった。

智美、そらちゃん、いずみちゃん



みんな気の合う子たちだ。




さややは、新しく部屋割りをした時にみずき先輩とあすか先輩と東海高校の2年生と同じ部屋になっちゃったんだよね。





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