トラックで輝く君を
───……



「「「お疲れさまでした。」」」





部活は午前中で終わり。

もう少し、跳んでいたかった。





「拓馬、コンビニ行かね?」





練習のあと、何を買うでもなく、涼平とコンビニに行くのは日課みたいなもん。

たまに、先輩たちとか将也も来るけど…みんなすぐ帰る。





「あぁ、いいよ。」





いつも通り、駅前のコンビニに行ったら佐藤さんと田尾さんがいた。

紙パックのコーナーにいる。





「えー…。グレープティー外したら嫌だから、やっぱアップルにする。」



「蜜菜は冒険しなさすぎ。
いいじゃん、グレープ。」



「でも、智美はレモンティーにするんでしょ?」



「うん。ブドウ嫌いだし。」



「えーどうしよ!」





お茶ひとつでよくあんなに悩めるよな。





「佐藤、悩みすぎじゃね?」





涼平もそう思ったらしい。



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