トラックで輝く君を
涼ちゃんのエナメルの中から新品のユニホームとまだパリパリのゼッケンを取り出して、安全ピンでとめた。
曲がらないようにするのが案外難しくて苦戦したけど、なんとかなった。
たたみ直してユニホームをエナメルの中に戻そうとしたらアップを終えた健人先輩たち短距離選手がテントに戻ってきた。
そうそう!
3年が引退したので、この大会から1年もテントにいられるのです。
「お疲れ様です。
涼ちゃん、ゼッケン付けておいたよ。はい。」
「サンキュー!助かった!」
涼ちゃんは、たたんで渡したユニホームを広げて眺めだした…。
いや、大したことじゃないし。
もしかして、何か気に入らないところでもあるのかな?
「超真っ直ぐ!俺、どんなに頑張ってもダメでさー…。サンキューな!」
キラキラの笑顔を向けられて、
私は「あ、うん。」としか言えなかった。
ふいにそんな笑顔とか…
なんだか負けた気分になる。
曲がらないようにするのが案外難しくて苦戦したけど、なんとかなった。
たたみ直してユニホームをエナメルの中に戻そうとしたらアップを終えた健人先輩たち短距離選手がテントに戻ってきた。
そうそう!
3年が引退したので、この大会から1年もテントにいられるのです。
「お疲れ様です。
涼ちゃん、ゼッケン付けておいたよ。はい。」
「サンキュー!助かった!」
涼ちゃんは、たたんで渡したユニホームを広げて眺めだした…。
いや、大したことじゃないし。
もしかして、何か気に入らないところでもあるのかな?
「超真っ直ぐ!俺、どんなに頑張ってもダメでさー…。サンキューな!」
キラキラの笑顔を向けられて、
私は「あ、うん。」としか言えなかった。
ふいにそんな笑顔とか…
なんだか負けた気分になる。