アライブ


銃弾が突き刺さった岩影からそっと、拳銃を握りしめる橘玲子がを見せた。


修二はただ驚くしかなかった。


『れ、玲子?お前、どうして?生きて…生きていたんだ…』


修二は震える声で告げた。


『言ったでしょ、修二。あたしはいつだって修二の味方だってさ。だからそんな簡単に死んでたまるもんですか』


橘玲子はそう言って、修二に微笑んだ。


『生きていたんだ…良かった…』


修二の目から涙がこぼれ落ちた。


『総司令官が自ら邪魔しに来たんかいな?』


四季神時也は悔しそうに尋ねた。


『総司令官?』


涙を零していた修二は、四季神時也の発した言葉に引っ掛かった。


『そや、玲子はFEEDの総司令官で、希来夢抹殺の首謀者や!!』


四季神時也は洞窟内に響き渡るくらいの大きな声で告げた。




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