アライブ
『玲子…みんなを…みんなをこの島から…この死滅島から退却させてくれ…今それが出来るのは玲子だけだから…』
修二はそう言って、橘玲子の方を振り返った。
『た、退却?な、何を言って…』
橘玲子は戸惑いを浮かべながらそう言いかけた。
『これ以上、もう目の前で人が苦しんでるのを見たくない…もう人の死はウンザリだ!!』
修二は声を荒げた。
『修二…』
橘玲子は一言呟いた。
『俺にはもう帰りを待っていてくれる人なんていない…でも、玲子やFEEDの人間、そのほかの犯罪者たちには帰る場所があるから…だから行くんだ…行け!!』
修二は大声で叫んだ。