アライブ
『きゃあ!!』
その一瞬の光景を見た女子高生は大きな悲鳴を上げた。
現場にいる警察官たちもその一瞬の光景に呆気をとられた。
『ガラスの割れる音!?』
非常階段を上る橘玲子は、現場から聞こえた音に反応した。
『銃声も聞こえた…きっと隣のビルから強盗犯を狙っていた警視庁のスナイパーが発砲したんだろう』
非常階段を上がる無精髭を生やした警察官が橘玲子に告げた。
『スナイパーが発砲?まさか…』
橘玲子は、無精髭を生やした警察官の言葉を聞き唇を噛んだ。
『くっ…』
橘玲子は前を歩く無精髭を生やした警察官を押しのけ、現場へと急ぐために慌てて非常階段を走った。