アライブ


『はぁ…はぁ…シュ…シュ…』


橘玲子は息を切らしながら、真っ暗な部屋の中を目を凝らして青年の姿を捜した。


すると雲が過ぎ去り、月がまた姿を見せた。


姿を見せた月がまた眩しい光りを放ち、部屋中に優しい光りをもたらした。


『な、なんだと…』


月明かりを頼りに、部屋を見回した警察官は驚きをあらわにした。


なんと、月明かりに照らされた部屋内には…さっきまでいたハズの青年の姿はどこにもなかった。


『き、消えた…』


警察官は信じられない表情を見せていた。


『嘘…』


目から涙を零しながら女子高生も唖然としていた。



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